安全な治療のために感染対策を徹底し、患者さまのニーズにもお応えしています!
当クリニックでは、治療時における唾液内の細菌による他の歯への汚染を防ぐため、ラバーダム防湿法の導入をはじめ、使用した機器は患者さまの治療ごとに交換して滅菌しています。
ラバーダム防湿法=根管治療の際に、ゴムのシートのようなものを患者さまの口の周りに張り、治療する歯の部位だけを露出させて治療する方法です。
- オゾン水
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オゾンは自然界に存在し、強力な酸化作用を持ち、薬剤のように殺菌するのみでなく、原型を留めず溶菌してしまうので、オゾン水で殺菌した場合に耐性菌は出現しないと言われています。また、酸化作用後は酸素となってしまうため、残留物なく有用性は極めて高いと言えます。
- 〈オゾン水の特性〉
- 1. ウイルス、細菌、カビに幅広く有効性を示す。
- 2. 耐性菌を生じさせない。
- 3. 薬剤を必要とせず人や環境に極めて影響が少ない。
- 4. すぐに酸素に戻り残留性がなく、有害な副生物も生成しない。
- 5. 脱臭作用の効果がある。
- 超音波洗浄器
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通常の洗浄では落としきれない治療器具の細かな汚れを取るために、超音波洗浄器を使用しています。
消毒液を使用するため、洗浄だけでなく消毒効果もあります。
- オートクレーブ・タービン専用オートクレーブ
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オートクレーブとは、治療時に使用する器具を高圧の蒸気により滅菌する器械です。治療で使った器具を滅菌せず使い回すと、他の患者さまに細菌が感染してしまうことがあり、せっかく治療を受けても元の状態に戻ってしまったり、以前より悪化してしまったりする可能性があります。当クリニックでは、タービン専用のオートクレーブも導入しています。
- 滅菌パック
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治療器具は超音波洗浄の後、それぞれ滅菌パックに封入し、オートクレーブによって高温高圧下で完全滅菌されます。滅菌された器具は、紫外線保管庫で保管します。