口腔内撮影
当クリニックでは、患者さまの口腔内を専用のデジタルカメラで撮影しております。撮影した写真は、口腔内の状態を実際の目で見たときと同じように見ることができるため、患者さまにとっては、一般に知られているレントゲン写真より理解しやすいものとなります。また、病状説明や治療前後の比較をする際にたいへん有効です。撮影時間は7~8分です。
口腔内撮影でわかること
- 歯の状態:
- 色・形・詰め物・被せ物・う蝕部 など
※歯根の状態はわかりません。 - 歯肉の状態:
- 色・形・腫れ など
- 舌の状態:
- 色・表面の性状 など
- 口腔粘膜:
- 口唇粘膜・頬粘膜 など
- 咬合状態:
- 噛み合わせ
口腔内写真
- 歯肉の色 (淡いピンク・発赤・メラニンの色素沈着)
- 歯肉の形態 (退宿・腫脹・肥厚)
- 歯肉の質 (浮腫性、繊維性)
- 歯肉の硬さ・緊張度 (軟らかい、硬い、引き締まっている)
- 付着歯肉の幅 (正常・狭い・広い)
- 歯肉の損傷 (擦過傷・クレフト)
- 歯根露出状態 (歯頸線の位置)
- 歯面の状態 (プラーク・歯石・外来性沈着物)
- 歯質の損傷 (摩耗・楔状欠損)
- 歯列の状態 (正常、叢生・転位・捻転・離開など)
- 補綴装置 (適合・不適合・破損)